神経痛・自律神経画像

適応症状 自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症とは

人間の自律神経には、全身を興奮させる交感神経と、全身をリラックスさせる副交感神経があります。
人間の身体はこの交感神経と副交感神経を使って生命維持に必要な機能を無意識に調整して、必要な時に必要な機能が働くようにしています。
その調節がおかしくなってしまい、休みたい時に興奮する神経が働いたり、動きたいのに休息する為の神経が働いたりしてしまう症状をいいます。

その結果、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫消化器など様々な活動に不具合が出てしまいます。よって症状も多種多様になり、人によって大きく違います。

現代のストレス社会では、交感神経の興奮がとても強くなりやすいです。
スポーツや運動をしている時をイメージして頂けると分かりやすのですが、

血圧は上がり、心拍は早くなり、喉はカラカラになり、汗をかき、鳥肌がたち

といった反応が起こりやすくなります。こういった反応がリラックスしたい時、必要ない時に起きてしまう事が自律神経失調症の方では多くなります。

では、ストレスによって身体はどの様な反応を起こすのか。ここではハンス・セリエの「ストレス学説」を紹介させて頂きます。

ストレス学説

ストレスとは生体にとっての不快な刺激(ストレッサー)を受ける事である。
ストレッサーには
物理的(温度、湿度、騒音など)
生理的(疲労、感染、毒物など)
社会・心理的(悲嘆、怒り、離別、環境の変化、経済不況など)がある。

ハンス・セリエはストレス状態が持続した時の生体の抵抗性の経時的変化について、
全身適応症候群(①消化器潰瘍、②胸腺・リンパ節の萎縮、③副腎皮質肥大)と提唱した。

時系列的には、
1.警告期(ショック相):ストレッサーに直面しながら、身体が何も準備出来ていない段階。
2.警告期(反ショック相):身体が次第にショックから立ち直っている段階。
3.抵抗期:更にストレッサーに身体が慣れ、積極的な防御反応を示す段階。(来院される患者様で一番多いのが、この段階です。様々な症状が出始め、なんとか我慢している段階です。)
4.疲憊期(ひはいき):抵抗期には限界があり、その限界を超えてストレッサーに晒され続けると、疲労しすぎて弱る状態になります。今まで我慢していた症状や不快な状態に心身ともに疲れ果ててしまいもう我慢出来ない状態です。この段階までなってしまうと、身体を回復させる事が大変になり、期間も長くかかります。最近耳にする事が増えた副腎疲労症候群もこの疲憊期の段階です。

自律神経失調症では、上記の抵抗期や疲憊期の患者様が多く見られます。
身体にとっては、ストレスに正しく対処しようとしているのですが、その調整が出来ていないと日常生活では困る「症状」として現れてしまいます。
ご自分がどの段階か、交感神経・副交感神経どちらの問題か。など正しく見極めた上で正しい対処が必要になります。

主な原因

・不規則な生活
・ストレス
・骨格や骨盤の歪み
・筋力バランスの不良
・運動不足

当院の自律神経失調症
に対する施術

まずは呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫消化器などの、自律神経失調症によって引き起こされている症状に対して施術を行います。
最初は、自律神経失調症によって引き起こされている辛い症状からアプローチ致します。

症状が落ち着いてきたら、次に自律神経自体の施術を行います。
興奮する神経が強すぎるならリラックス出来るように、リラックスしすぎているのであれば、身体を活発にし調整機能を正常に近づけていきます。
交感神経の問題であれば、第1〜4胸髄(背骨の中を通る神経)までの支配を受けているので、その周囲の筋肉や筋膜などの軟部組織や関節や骨格の問題を取り除き、
副交感神経の問題であれば、脳幹と仙髄(骨盤の高さにある背骨の中から伸びる神経)の支配を受けるので、同じように周囲の施術を行います。

また自律神経失調症の方では脊柱起立筋という筋肉が、緊張している事が非常に多く見られます。
この筋肉が固くなると、背骨の動きを制限してしまいます。交感神経・副交感神経どちらとも背骨の中を通る脊髄神経が非常に大事な施術箇所になりますので、この筋肉の施術も合わせて行います。

またご自分でも出来る、交感神経、副交感神経それぞれのアドバイスを症状に合わせてさせて頂きます。