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適応症状 脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは

背骨には脊髄の神経が通る「脊柱管」があります。脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が狭くなる状態によって引き起こされる症状です。
狭くなった脊柱菅が脊髄神経を圧迫したり、血行不全を起こす事によって症状が発症します。

痛みを始め脚が痺れたり、歩き始めは問題ないが5分~10分歩くと症状が悪化して歩き続けられなくなったり(間欠性跛行)と特異的な症状があります。
50~70代に多くみられます。

原因は加齢や患部への負担、腰の病気などにより起こると言われています。
年齢が高くなると、どうしても身体の水分量が減少してきます。この水分量の減少が、背骨にある椎間板にも影響してきます。
椎間板の水分量が減少すると、クッションの役割が弱くなり、いわゆる「背骨の隙間が狭くなった」状態になります。
本来人間の骨は、多少隙間が狭くなっても問題ないように作られています。また骨に異常があったとしても、脊柱管を通る脊髄神経は守られるように骨の構造上出来ています。
ですが、不良姿勢だったり、筋肉の緊張が異常な場合には、脊髄神経を圧迫してしまい、脊柱管狭窄症を発症してしまいます。

狭窄症画像

この脊柱管狭窄症は、手術を行うか、痛み止めなど処方されて経過観察になっている人が多くみられます。そして我慢を重ねて最終的には手術を選択する人をみてきました。
ですが、正しい処置を行えば手術にならずに済む可能性が高いのです。

主な原因

・加齢
・水分不足
・骨格や骨盤の歪み
・筋力バランスの不良
・長時間のデスクワーク

この脊柱管狭窄症は特に腰に症状が発症してしまうと、少し歩くと痛くなってしまう場合があり、買い物や趣味、お友達に会いに行くなど、外出を我慢してしまいがちです。
また選択肢として医師からは手術を提示される事が多く、生活面でも治療法の選択でも色々悩みが多い症状です。

当院の脊柱管狭窄症に対する施術

当院ではまず患部の血行改善を目指します。椎間板ヘルニアと同様、脊柱菅狭窄症になっても症状の出ない方がおり、患部付近の血流が保たれているかどうかに症状の強弱が大きく関わっています。

また患部に負担のかからない身体作りも行っていきます。
上記でもご説明したように、背骨(椎骨)の構造上、神経を守るために正しい姿勢や筋力があれば、背骨の隙間が狭くなっていっても症状は出にくいはずなのです。
それでも発症してしまったのであれば何か原因があるはずなので、それを患者様の生活背景やお話を考慮して探っていきます。

また意外かもしれませんが、股関節の状態がとても大事になってきます。股関節→仙腸関節(骨盤にある関節)→腰椎(腰の背骨)と動きが連動していき、各部位に負担を分散していきます。
股関節がお尻の筋肉の緊張が原因で、上手く使えないと腰にまで影響が出てしまうのです。
なので股関節も合わせて施術を行う事でより効果が期待できます。

なかなか頑固で症状が緩和しにくい脊柱管狭窄症ですが、是非一度当院の施術を受けて頂ければと思います。

当院では、マッサージや整体など筋肉系のアプローチだけではなく、関節(柔道整復術)、血行(鍼灸)、骨格(カイロプラクティック)など脊柱管狭窄症の施術に必要な様々な知識や技術を用いて行います。
早期回復にはなるべく早期の施術開始が必要になります。

脊柱管狭窄症でお困りの方や、似たような症状が出始めて気になっている方は是非早めにご相談ください。