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適応症状 むくみ

むくみ

むくみとは

むくみ(浮腫)とは、皮膚や皮下組織に水分が必要以上に溜まってしまった状態をいいます。
一般的にも広く認知されているむくみですが、実は原因が様々あり、中には重篤な疾患が隠れている場合もあるので、注意が必要です。

運動不足や筋緊張などの筋肉に関する原因だけでなく、心臓や肝臓、腎臓が原因の内臓からくるものや、甲状腺というホルモンを分泌する器官に由来するもの、血管の異常に由来するものなど様々な原因が考えられます。

むくみが特に多いのは男性よりも女性で、一般的に筋肉量が男性よりも少ない事が影響していると言われています。

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それはふくらはぎの筋肉がむくみを解消するのに一役買うからです。そして女性がむくみやすいのはこのふくらはぎの筋肉がヒールなど踵のある靴で、日常的に緊張している方が多いからです。

お仕事の都合などでどうしても踵のある靴を履かないといけない方は仕方ないですが、そうでない方は、靴を変えてみるだけで症状が緩和したりするので、ぜひ試してみてください。

むくみに関しては、着圧タイツなど対策グッズが普及し、悩んでいる女性も圧倒的に多いことから、女性にとっては「仕方のないもの」「皆なっている」と半ば諦めている方も多いのではないでしょうか?

しかし、適切な対処をすることで、症状を減らす事が可能です。
まずは水分補給です。むくみがある方の中で、水を飲むとむくみが悪化すると思って水分補給を嫌がる人がいますが、それは逆効果です。
普段の水分補給が足りていないと、身体は、水分を貴重なものと判断してなるべく溜め込もうとします。
なので適切に水分補給をすると、水分を溜め込まずに循環してくれます。
具体的には食事から得られる水分量を除いて、1リットル程は直接飲み水として摂取して頂きたいです。

それでもむくみが緩和しない場合は施術が必要です。

主な原因

冷え症
血行不良
・デスクワーク
・運動不足や筋力不足

当院のむくみに対する施術

まずは当院にて施術可能なむくみか判断します。全身性か、痕が残るかどうか、出血を伴うか、遺伝は関係あるのかなど、総合的に判断致します。

当院にて施術可能な場合は、症状の出ている箇所の血行改善を図るだけではなく、その血流の大本の血管など含めて症状を改善していきます。

脚のむくみの場合は特にふくらはぎの筋肉を施術致します。
このふくらはぎの施術にはコツがあり、筋肉内の水分を流していく方向を意識する必要があります。
筋肉の形が鞴(ふいご:風呂焚きなどで使う風を送る道具)のような形をしているので、適切な方向に水分を流していくと効果が明らかに変わってきます。

また、病気までいかなくても、内臓の調子が悪いとむくみが出たりするので、内臓の処置も行い、むくみにくい身体を目指していきます。