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適応症状 逆子(骨盤位)

逆子(骨盤位)

逆子(骨盤位)とは

胎児の頭が下にない状態のことをいいます。通常は分娩が近づいてくると頭が下にきますが、胎児の頭が上に来てしまっている状態です。

妊娠中期では50〜60%程のケースで逆子の場合があり、逆子自体の認知度はとても高いです。
しかし、分娩時まで逆子の場合になると5%前後と途端に減るため、逆子の対処法はご存知ない方が多いです。

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一般的には原因不明の場合が多く、稀に子宮や胎盤の問題があります。
また、中には骨格の問題で逆子になりやすい方もいらっしゃるようです。

出産予定日が近づいても逆子のままだと帝王切開で出産になる事が多く、出産後の事を考えると逆子を治した方がいいでしょう。

逆子には逆子体操という体操が効果的です。
それでも改善しない場合は施術が必要になります。

主な原因

冷え症
・ストレス
・出産への不安

当院の逆子に対する施術

逆子の施術は改善しやすい、28~31週目までに始めることが重要です。
この時期に施術を始めれば、32週目以降に施術を始めた場合より改善する確率は高まると言わています。

基本的にお灸を使用して施術いたします。

お灸で施術する利点は、服薬に制限がかかる妊娠中でも行えるという所です。
また、多くが原因不明の逆子ですが、患者様の共通点として脚が冷えているというところがあります。
冷え自体にもお灸はとても有効です。

逆子が一度改善しても出産予定日まで定期的にお灸などを行う事で再発予防になるので、出産までは継続的な施術をおすすめしています。 ご自分で出来る逆子体操などを組み合わせて行って頂けると改善する確率が高まります