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適応症状 消化器潰瘍

消化器潰瘍

消化器潰瘍とは

消化性潰瘍とは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍を合わせて言う名称です。胃粘膜に傷がついたり減っている状態で、胃酸によって穴が開き胃粘膜の下にある胃や十二指腸を傷つけてしまい、痛みなどを感じる状態です。

主な原因としては、ストレスや暴飲暴食、過労などが挙げられますが、近年ではピロリ菌の関与が注目され、ピロリ菌の検査や除菌治療なども増えてきました。

初期は腹部を中心に不快感や違和感、痛みを感じたり吐き気や胃もたれ感程度ですが、胃・十二指腸潰瘍から出血までしてしまう場合には吐血や便の色が変わったりもします。

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よく聞く原因にストレスによるものがありますが、こちらは副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンの影響があります。
人間の身体はストレスを受けると副腎皮質ホルモンを分泌します。
このホルモンは抗ストレスホルモンと言われ、ストレスによる炎症反応を緩和する作用があるからです。
しかしこの副腎皮質ホルモンには別の作用もあり、それが胃酸の分泌を多くしたり、胃粘膜の分泌を減らす作用になります。
消化器潰瘍の症状がある方にとって非常に都合の悪い作用なのです。

近年、消化器潰瘍は胃薬やピロリ菌の除去などで、症状が改善する方が増えている一方、まだまだ服薬を行っても上手く症状が抑えられない方がいらっしゃいます。
それは原因別に正しく処置を行っていないからだと当院は考えます。
胃薬やピロリ菌除去で緩和しない方にはその方にあった処置が必要なのです。

主な原因

・ピロリ菌
副腎疲労
自律神経の乱れ
・ストレス
・生活習慣の乱れ
・食生活の乱れ

当院の消化器潰瘍に対する施術

逆流性食道炎と同様に胃酸を抑える処置や胃粘膜の分泌を促す処置を行います。
また潰瘍が胃に起きているのか、十二指腸に起きているのかで処置も変わってくるのでそちらの鑑別も行います。

簡単な鑑別は痛みや症状を感じる場所、発症する時間等ですが患者様のお話を聞いて日常生活なども踏まえて総合的に判断致します。

胃薬やピロリ菌の除去で症状が緩和しない方の特徴として、炎症に対するホルモン分泌に異常をきたしてる場合があります。
お身体がストレスなどの刺激に敏感になりすぎていて、ホルモン分泌を必要以上に行ってしまうのです。

当院では関係するツボや筋肉の施術を行い、ホルモン分泌を正常に近づける事で症状の改善を目指します。

再発予防も行うので、全身的な施術はもちろん、他に間接的に症状を引き起こす原因になっているものがないか探っていきます。